








Domaine des Abrigans
from Corbières
ドメーヌ・デ・アブリガン

HISTOIRE
果てしない情熱によって再生されたコルビエールの葡萄達。
生命力に満ちたワインをここに!
私たちの歴史は、6年前にコルビエールのシスト土壌に植わるブドウ畑を救うという試みから 始まりました。その畑は南向きに位置し約6年間放棄されていた畑で、誰もその畑には目もむけませんでした。私たちはこのブドウ畑を復元することを決意し、私たち 2 人だけで剪定などを行い再生しながら、同時にワインの製造も学びました。 8 ヘクタールのブドウ畑をつるはしで綺麗にしていくという、途方もないプロジェクトを行い、今日ではブドウの木の
約 50% が再生いたしました。 私たちの最初のキュヴェ、レキューム・デ・シストは2017年に初めて仕込みました。 再生プロジェクトを始めて2年間の努力の末、1112本のワインを生産いたしました。まさに私たちがワイン生産者になった瞬間でもあります。現在はヴィルヌーヴ周辺に点在する約 10 ヘクタールの土地で作業を行っています。鳥や鹿、いのしし、あらゆる動物や昆虫、微生物など土地と生き物を尊重しながら作業を行い、ブドウだけではなく色々
な生命に満ちた健康的な畑にしていく事が目標です。その為には可能な限り土に触れないようにしながら、最適な時期に緑肥をまく程度の作業にするようにしています。
LES VINS
La Babascat - ラ・ババスキャット-
海の塩気とスパイス感を感じるミュスカの白ワインです。
シスト土壌に植わる樹齢80年近くのミュスカダレクサンドリー100%のキュヴェ。手摘みで収穫した葡萄を除梗し破砕。ステンレスタンクにて10日間のマセラシオン。同じくステンレスタンクにて7カ月間の熟成を行う。ババスキャットとはクジラ(フランス語でバレンヌ)とミュスカを掛け合わせた言葉で、海の生き物が大好きな生産者と、マセラシオンさせた事によって塩気を感じる味わいである事から、そのように名付けられた。華やかな香りとスパイスのニュアンスがあり、まさに海の塩気を感じるミネラルも感しっかりとある白ワインです。

Djur - エジュール-
果実の軽やかさと、しっかりとした骨格を併せ持つ味わい。
シスト土壌に植わる樹齢50年程のサンソーとカリニャンのキュヴェ。手摘みで収穫したものをステンレスタンクにて1週間のマセラシオンカルボニック。その後、同じくステンレスタンクにて7カ月間熟成したキュヴェで、スウェーデンの友人へのオマージュとして造られたワイン。マセラシオンカルボニックらしい果実の軽やかさと、コルビエールらしいしっかりとした骨格と滑らかさのあるバランスのよい仕上がりとなっています。

La Chiurma - ラ・チウルマ -
熟度の高い葡萄を使用した、ポテンシャルのある一本。

シスト土壌に植わる樹齢25年程のグルナッシュとムールヴェードルのキュヴェ。手摘みで収穫したものをステンレスタンクにて15日間のマセラシオンカルボニック。その後、同じくステンレスタンクにて1年間熟成させ、さらに木樽にて6か月間の熟成を重ねたキュヴェ。潜在アルコール度数が15度もある葡萄を使用した為、酒質が安定するまで時間が必要だったが、最後に出来上がったものは非常に満足の仕上がりとなった。スパイスやリキュールの香りと味わいに、まろやかなタンニンが特徴。
Le Courage des Oiseaux - ル・クラージュ・デ・オワゾー -
ワイン造りの大変さと情熱が詰まった素晴らしいワイン。
シスト土壌に植わる樹齢30年程のグルナッシュ、カリニャン、シラーのキュヴェ。手摘みで収穫したものを除梗と破砕し、トロンコニック樽にて発酵。同じくトロンコニック樽にて1年熟成させ瓶詰。瓶詰後も瓶内にて1年熟成させリリース。ドメーヌの初収穫に使用した同じ畑の葡萄で、素晴らしいテロワールを持つ畑だが、仕事をするには非常に大変な区画で収穫量も少なく、ワイン造りの大変さと情熱が詰まったキュヴェ。
