La Ferme de Mont Benault
ル・フェルム・ド・モン・ブノー
from Loire



HISTOIRE
シャブリで最も小さなドメーヌ!ヴァン・ドゥー。
Valerie Gavaud ヴァレリー・ガヴォ―とBill Moysanビル・モアザンの2人によって設立された2014年が初ヴィンテージのドメーヌです。
ヴァレリーは40代。本業は画家。現在は絵だけではなく、本のイラストレーターとしても活躍しています。そしてビルはヴァレリーの彼氏で、コメディアン。とてもワイン好きでヴァレリーをサポートしています。
ヴァレリーの実家は代々シャブリ地方で葡萄を栽培しており、彼女の母も生産者でしたがワインは造っておらず、葡萄は全て農協へ売っていました。その母は2010年に引退し、AOPシャブリの畑、さらに隣り合わせのプルミエ・クリュの畑の約3ヘクタールほどをヴァレリーに譲りました。
彼女は譲り受けた畑をすぐビオディナミと有機栽培に変え、葡萄を農協に売り続けながら現在もゆっくりと土壌をよみがえらせようとしています。
栽培や醸造の学校に通っていないヴァレリーは、幼いころからの畑の中での経験、母から直々教えてもらった栽培法や、知人からおそわったビオディナミを実践。醸造に関してはアリス・オリヴィエ・ド・ムールからのアドバイスなどを参考にして、ワイン造りを行っています。
特にヴァレリーは感受性豊かで、アーティストとしてのインスピレーションとフィーリングをワイン造りでも十分に発揮させており、ここが彼女のワイン造りの最大の利点であることは間違いありません。
ビルも元々ワインが大好きで博学。ワイン醸造の本も沢山読み、二コラ・カルマランやトマ・ピコなど色々な生産者と話し、ヴァレリーと共にワインを醸造しています。
2人のワインは少量生産であるにもかかわらず、すでに大きな評価を得ており、これからますます注目を浴びる生産者であることは間違いありません。
LES VINS

KGB Blanc - ケー・ジ・ービー・ブラン -
カベルネフランから造られた透明感溢れる白ワイン!
カベルネフランとグロログリ半々の構成で醸造された、いわゆるブランドノワールの白ワイン。 収穫したカベルネフランを全房にてプレスをかけ、果汁のみを発酵。 グロログリも同じく全房をプレス。果汁のみを発酵させ、カベルネフランと合わせて樹脂タンクにて熟成。
透明感があり、綺麗な酸もありながら、赤ぶどう由来と思われる、果実の厚みを感じる酒質で、クリーム系の料理ともバランスよく合わせる事が出来ます。 Kはカベルネフラン、Gはグロログリ、Bはブランの頭文字。

Strawberry Fields - ストロベリー・フィールド -
まさに名前のまま!ピュアなイチゴジュースのような甘口ロゼ。
ガメイタンチュリエ50% ガメイ50% の構成。
ガメイをフレッシュさが消えるギリギリまで完熟させ(パスツリヤージュ)、収穫。 ブドウ丸ごとプレスし、ファイバータンクにて1ヶ月ほど発酵。 アルコール度数10度の時にフィルター掛けを行い、残糖が残った状態で瓶詰め。
まさにナチュラルないちごジュースを飲んでいるかのような心地よい甘さが癖になる素敵なロゼワインです。 残糖のあるワインで食前、食中、食後とどんなシチュエーションにも合わせる事の出来るワインはなかなか無いと思います。 弊社取り扱いロゼワインの中でも人気の高いロゼ! まさにストロベリーフィールドです!

Bottle Neck - ボトル・ネック -
まさにボトルネック奏法のように滑らかでツルツルの喉越し。
醸造所の周りに広がる畑のシラー70%とグルナッシュ30%によるキュヴェ。
「ボトル・ネック」とはギターの奏法のひとつで、スライドバーと呼ぶ棒を指に装着し、弦がフレットや指板から浮いた状態のままバーを任意の位置で弦に接触させ、ピッキングして発音する奏法。 このワインのタンニンも、滑らかで滑るように喉を通り、まるでボトルネック奏法をイメージさせる事から命名。
ベリーの香りがボトルから溢れ、赤いフルーツとスパイス感満載の果実味いっぱいのキュヴェです。

