Domine du Bartassou
ドメーヌ・デュ・バルタソウ
from Languedoc
モンドマリーのティエリーの力を借りて、
美味しくて、安くて、なおかつスルスルと飲みやすいワインを醸造。
4代続く農家の家系出身で若い頃より葡萄栽培に興味を持っていたアントニーと、マルセイユ出身のオードレの2人によって立ち上げられたドメーヌがこのバルタソウ。
彼らは農協に葡萄栽培を行っていましたが、いつしかドメーヌを設立して自分達のワイン造りをするのが夢でもありました。資金面で問題を抱えなかなか前進できていなかった彼らの独立を手助けしたのが、ドメーヌ モンド・マリーのティエリー・フォレスティエールでした。
2018年に彼らの夢を受け入れたティエリーが自身の醸造所の一部を貸し、グルナッシュで造り上げたのが、ファースト ヴィンテージである2018年のランジュ・ア・ラ・テール。これが、モンド・マリーを訪問した海外の輸入元の目に留まり、たちまち注目の的となったのです。2019年には完全に農協から独立し、13haの畑を取得。今後の活躍が楽しみな生産者がラングドックに新たに誕生いたしました。
ちなみに、ドメーヌ名である『Bartassou』ですが、アントニーの妹がまだ幼いころ、父の事をうまく「ジャン・マルク」と呼べず、「ママット」おり、「ママット」の発音が「バルタス」に似て聞こえることから、アントニーの父は「バルタス (茂み)」と呼ばれるように。その為、その子供であるアントニーは、「バルタス―(小さい茂み)」と呼ばれるようになった事から名付けられました。
L’Arome - ラローム -
シャルドネ 50% ソーヴィニヨン・ブラン 50%
L'Ange à la Terre - ランジュ・ア・ラ・テール -
グルナッシュ 100%
りんごのような爽やかな香りと、スパイス系のニュアンス。柑橘のようなほろ苦さと、染み込むような口当たりの柔らかさ。非常に飲み心地のよい白ワインです。
キュヴェ名のランジュとは末っ子の名前で、ラベルの羽の絵は長男が、文字は長女が描き上げた、家族の愛が詰まったワイン。
透明感のある色調と、香り。フレッシュなイチゴのような果実味が広がり、非常にバランスよくスルスルと飲める赤ワインになっています。
Le Saint Seau - ル・サン・ソー -
サンソー 100%
Un Petit Grain de Mamour - アン・プティ・グラン・ドゥ・マムール -
非常に華やかな香りがあり、果実味豊か!色気のある香りの中から、甘酸っぱい果実味が湧き出てきます。瑞々しくスルスルと飲める味わいで、なおかつ旨味もしっかりあり、様々な表情を味わえる赤ワインです。
アン・プティ・グラン・ドゥ・マムールとは直訳すると「少しの愛を」。
マムールとはオードレさんのあだ名でもあり、彼女が初めて剪定をし、葡萄の魅力にほれ込んだ畑の名前でもあります。味わいはバルタソウらしいみずみずしく、葡萄の果実味がストレートに感じる、非常にジューシーな味わいです。
A Nos Enfants - ア・ノ・ザンファン -
シラー 90% サンソー 10%
ハーブやスパイスなどの複雑な香りと、非常にジューシーな口当たり。南フランスの太陽の暖かさを感じる熟した果実味と、心地よい酸味がバランスのよい赤ワインです。
アントニーとオードレが子供達の為に造ったキュヴェで、可愛い手形がエチケットとなっています。